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特集
2012.12.04

SR400 500 SNS 管理人/f-revolutionさん(後編)

SR400 500 SNS 管理人/f-revolutionさん(後編)

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取材協力:SR400 500 SNS

フルストックからここまで仕上げた
f-revolutionさんの愛車!

 SR400/500に特化したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「SR400 500 SNS」の管理人を務めるのが、f-revolutionさん。当然ながら自身もSR乗りであり、その愛車は2001年にフルストックで購入して以来、カスタムを重ね、今のスタイルにたどり着いたという。
 自分でSNSを立ち上げることになったいきさつについては前編をご覧いただくとして、ここでは気になるf-revolutionさんの愛車・SR500″紫号”を見ていきたい。

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f-revolution’s SR500 “紫号”(1999年式)

 若い頃は2ストロークレーサーレプリカにも乗っていたというf-revolutionさん。SRのシンプルで鼓動感に溢れるエンジンは気に入ってはいるものの、車体の重量に不満があったという。
 そこでカスタムは軽量化をメインに進行。フューエルタンクは純正のままとしてSRらしさを残しながらも、フロントフォークはTZR250を流用し、リアサスペンションはオーリンズ、そしてスイングアームにはシングルナッツオリジナルを装着。さらにホイールも前後17インチキャストホイールを採用することで、足回りは大幅な軽量化を果たしている。
 また、チタン製フルエキゾーストをはじめ、キャブレターはFCRφ39を選択。534ccにスープアップされたエンジンと相まって、純正とは全く異なる性格付けがされているのも興味深い。
 ほかにもリアフェンダーのフォルムなど、各部にエッジの効いたパーツをチョイスすることでレーシーなイメージを醸し出しており、さらに細かなところまで見ていくと、その枚挙にいとまがない。
 まさにf-revolutionさんと10年以上をともに過ごしてきた”紫号”の集大成を、ここに見ることができるのだ。
 
 しかし、今後もさらに扱いやすいマシンに仕上げるべくカスタムは進行中のとのこと。これからのさらなる進化……いや、深化が楽しみな1台である。

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シビエ製モトφ162ブラックボディはクラシカルなSRのフロントビューをスポーティに変えてくれる。ウインカーもデイトナ製シェイプLEDでスポーティに演出。

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チタン製フルエキゾーストマフラーは、性能とスタイル、そして軽量化に貢献する逸品だ。

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K&H製ショートダブルシートは、シンプルなフォルムながらも軽快なイメージを持っており、マシン全体が持つイメージにぴったり合っている。

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エンジンはつい最近オーバーホールを兼ねて534ccにボアアップを果たしている。

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ポジションにもこだわり、ハンドルバーはボアエース製をチョイス。スピード&タコメーターはYSP限定ブラックエディションに換装済み。

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スイングアームはシングルナッツオリジナル。リアサスペンションはオーリンズフルアジャスタブルタイプを装着する。

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ブレンボ4POTキャスティングキャリパーと320mmディスクローターの組み合わせ。ちなみにリアもブレンボ製キャリパーでディスクブレーキ化されている。

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Custom Spec
テールランプ;デイトナ製セクターテール2/ハンドルポスト:アントライオン製F-Lowクランプ/ミラー:デイトナ製BRCホリゾンタルミラー/Fブレーキホース:グッドリッジ製ブレーキホース/シート:K&H製ショートダブルB/ステップ:ワンオフバックステップ/キックアーム;RZ-R流用/Fフェンダー:XJR流用/Rフェンダー:Be☆Oneオリジナル/サイドカバー:デイトナ製ハーフサイドカバー/藤竹金属工業所製マグネシウムトーン・ケースカバー/ペインター:与作 etc.

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