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2018.08.18

インタビュー/CANDY Motorcycle Laboratory 代表・横山考弘さん、ビルダー・中村純さん(前編)【再掲載】

インタビュー/CANDY Motorcycle Laboratory 代表・横山考弘さん、ビルダー・中村純さん(前編)【再掲載】

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 オープンして今年で11年目を迎えるキャンディーモーターサイクルラボラトリー。
神奈川県を代表するカスタムショップとして、クオリティの高いSRを多く発表してきた。今回は代表でありペインターの横山さんとビルダーの中村さんに、2人の出会いや同店をオープンするまでの経緯を聞いた。

取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
※2016年8月18日の記事を再編集しました。

今年で11年目を迎えるキャンディー
改めてオープンまでの道のりを語る

編集部(以下、編)ーまずは、おふたりの出会いからお聞きしたいと思います。同級生だそうですね。

中村純さん(以下、中村)「そうですね。中学からの友だちですね」

横山考弘さん(以下、横山)「1年の時に同じクラスでね」

中村「そうそう。中学の頃はスケボーにハマって一緒にやっていましたね。高校は別々だったのですが、横山と帰りに待ち合わせをしてよく遊んでいました」

編ーそこからバイク、さらにSRと出会うわけですが、中村さんはエッセイで記してくれていますが、横山さんはどんな出会いだったのですか?

横山「僕も中村と一緒で16歳で原付免許を取りました。まわりの友だちも取っていたのでその影響もありましたね。最初はリード50から乗り始めて、チャンプに乗ったり、ギア付きを乗ってみたいと思って友だちのモンキーやカブを借りたり……。18歳のときに普通自動二輪免許を取得してSRに乗っていました。エッセイにもありますが、そのSRは中村が乗っていたビラーゴと交換したんです。そのうち友だちからSRを売りたいって話が出てきて購入したのが、今も乗っている1979年モデルのSR400だったんです。キャンディーを始めてからカスタムして乗っていましたね。しばらく寝かしていたのですが……昨年の『JOINTS CUSTOM SHOW』で大幅に仕様変更しました」

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同店をオープンした当初に製作したという横山さんのSR400。

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当サイトで紹介済みのチョッパー。大幅に仕様変更されたのが分かる。
編ーSRにハマった最大の理由って何だったと思いますか?

横山「単純に見た目がカッコいいとか、カスタムしているSRに憧れたというのもあります。SRを購入した当初は、中村や他の友だちと見よう見まねでカスタムしていましたね。みんなで雑誌の撮影会にも行きましたよ」

編ー常にSRが近くにあったのですね。お二人はずっとバイク屋さんで働いていたのですか?

中村「当時は二輪自動車整備士の専門学校なんてなかったですから、自動車整備士の専門学校に行って免許を取りました。その後は、ディーラー、SR専門店、カスタムショップ、絶版車専門店で修行をしました」

横山「僕は溶接業や建築関係の仕事をしていました。ペイントは友だちが板金屋で働いていて、教えてもらいながら学びました」

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代表・横山考弘さん

編ーそこからどのようにして、お二人でバイク屋さんを立ち上げようという話になったのですか?

中村「俺はずっと雇われている身では……って考えていて、バイク屋を経営したいなって思っていたんですよ。そのときはちょうど東京に住んでいて、なかなか地元(海老名)の方にいなかったんです。横山とは忘年会で顔合わせたり、俺が働いているショップにバイクを買いに来てくれたり、ちょこちょこは会っていました。忘年会でバイク屋をやりたいって話をしていたら意気投合して『じゃぁやろうよ!』って話になりました。俺らも若かったし本当に勢いで決まりました(笑)」

編ー25歳頃の話ですよね。

中村「そうですね。けど、オープンしたのはいいものの、若干バイク屋さんで働いていた頃と被っている時期もあって……だから最初は夜だけ営業していましたね。昼間にバイク屋さんで働いて、夜はキャンディーを営業するスタイルでした。しかも、スタートして1年くらいは横山家のガレージで営業していましたから(笑)!」

編ーえぇ!?

中村「最初からいきなりでかい場所を借りて……とかではないからね」

横山「友だちのバイクをカスタムする感じだよね。ペイントをするときも、隣に家があるからブルーシートで囲ってね」

中村「よく苦情来なかったよね(笑)。最初は工具や溶接機もないので、友だちの板金屋でパイプ曲げをやらせてもらったりしました」

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ビルダー・中村純さん

編ーそこから現在の場所に移転をするわけですが、本格的にやろうと思った理由は?

横山「手狭になってきたのもありましたし、ガレージだとコンプレッサーや溶接機もなかったので、やりたいことをやれないなっていう思いもありました。『やれるんじゃないか』っていう気持ちになったのは、友だちの友だちがお客さんとして来てくれるようになってからですね」

編ー紹介した友だちの方も、キャンディーさんに任せても『安心できる』と思ったからこそ呼んだでしょうし。

横山「そうですね。あとは雑誌の広告も大きかったですね。そこからお客さんの輪も広がりました」

編ー場所は最初から決まっていたのですか?

中村「地元でやるのは決まっていたのですが、この地域ってあんまりいい物件がないんですよね。本当にたまたま店の前を通ったときに空きになっていて決めました」

横山「最初俺だけ下見に来てね。『あれだったらできそう』って話になって」

中村「『広いよー』って話になったのだけど、実際に工具箱とか置いてないから、物が増えるたびに、どんどん狭くなっていってね(笑)」

編ー(笑)。キャンディーさんにも様々な歴史があったのですね。

後編につづく

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