「モトタイムズ」はヤマハSR400/500をメインに
ネオクラシック&ストリートバイク情報を発信する
カスタムバイクWEBマガジン

まずはスポンジを手で押し、硬さを確認。

―――

レザーを貼り付ける箇所を脱脂し、ボンドを筆で塗る。

―――

レザーにもボンドを塗る。こちらは染み込ませるようにたっぷり。

―――

再度、ベースにボンドを塗りこむ。これによって粘着力がアップするのだ。

―――

いよいよレザーを張っていく。

まずはスポンジとレザーの中心を合わせながら、前後から張っていく。

―――

左右のパイピングの位置がずれていないかを確認しながら、両サイドを張っていく。

―――

シートを表向きにして、再度左右のパイピングがズレていないか、ナナメになっていないかなどを確認。

―――

さらにサイドのシワを伸ばしつつ、パイピングなどのズレがないかなどを細かく確認していく。

―――

そうして、仮止め状態のまま1周して確認。最後にネームプレートが歪んでいないかをチェックする。

―――

手でスポンジを押さえて、レザーの張り具合をチェック。

つっぱりすぎず、緩すぎず……人が乗るとスポンジが潰れてレザーが余るので、適度なつっぱり具合がベストなのだ。

―――

工具を使って、ベース裏側の凹凸に合わせてレザーをしっかりと貼り付ける。

―――

余計なレザーをカッターナイフでカット。最後に再度接着剤で端をしっかりと接着する。

―――

ステーを装着。

―――

これで完成!!

―――

忘れちゃいけない、最後に検品をして押印。

―――

こちらが気になるシート一式。

シート本体に、別途取付用ステー&ボルト、取扱説明書などがついている。

―――

K&Hのシートは座り心地やセミオーダーによる自由度の高いカスタマイズに加え、製品としての高い仕上がりにも定評がある。

―――

レザーの貼り付けにボンドを使うのは、ベースがFRPのためにタッカーが刺さらないということもあるが、なによりも美しさを重視した結果でもある。

縫い目がシートの裏側ギリギリになっていて、装着すると見えなくなっているのもポイント。こうした細かな仕上がりこそが、K&Hのシートがハイクオリティだと言われる所以なのだ。

―――

出荷!

現在、K&Hでは1日10~12個ほどのシートレザー張り込みをおこない、週1回、全国のユーザーやショップに出荷しているのだ。

KEYWORD :
CATEGORY :
RANKING
LATEST ARTICLES
YOUTUBEチャンネル モトタイムズFacebook