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2016年06月27日

ESSAY/(株)井上ボーリング 井上壯太郎/「SRで愉しみ尽くそう!」


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絶対的な、数字で表せるような単純な性能・価値ではないということですよ……
世の中でほんとうに意味があるのは。

 先日、The SR Timesさんと合同でiBのデモバイク”SR-ICBM for VMX”の撮影会をやりました。そのとき、僕=iB井上もモトクロスコースでSRを走らせてみたのですが、これが重い重い! SR好きの皆さんとしては「SRは軽くてオフロードでも快適」なんて思いたいところかもしれません。でも、やっぱり正直言って重いです。ま、それは僕の比較の対象が、古いとはいえ純粋なモトクロッサーであるBULTACO SherpaTなどですからね。コース専用の2ストローク・モトクロッサーと、ストリートリーガルの4ストローク・ロードモデルであるSRを雰囲気重視でカスタムしたものとを性能で比べること自体がナンセンスと言えるでしょう。
 倒したら大変そうだし、コーナーでも外へ膨らんでしまう。ちょっとしたぬかるみで思いっきりハンドルを取られたのも、大好きなジャンプが半分くらいしか飛べなくて、それでもフルボトムしてしまうのも、みんなSRの重さのせいだと思います。

 
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 でも、もとより性能を求めるなら、SRでオフロード、それもモトクロスコースなんかを走る必要はありません。僕らはレースで勝ちたいわけでもないし、速く走りたいわけでもないし、上手くなろうと思ってこんなことをしてるのでもありません。

 
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 では、いったい何をしたいの? ……それは、僕らは、
「愉しみたいんです」

 そうなんですよ。僕らは愉しみたいんです。生きていて一番大切なことをしたいんです。
 勝つことでも、速くなることでもないでしょ、生きていて大事なことは。
 なにが愉しいのか。なにをやったら愉しんだことになるのか。だけど難しいのはここですよね。同じことでも繰り返しやっていれば愉しくなくなってしまうこともあるだろうし、いや、何度やっても愉しいことだってあるかもしれないし。
 「なにが愉しいか」は他人が決めることができなくて、自分の中にだけある“基準”に照らしてみて、本当に「愉しい~~~!!」って言えるかどうか……それしかないんですよね。

 このことを見失っている人が多いし、自分自身も、ともすればどこかで分かんなくなったりもします。世間的な基準では、なかなか認めてもらえないことも多いでしょう。でも、だからこそ、ある時なにかを本気で「愉しい!」って感じられるとしたら、他人から見てどんなにつまらないことでも、それを大事にして、愉しみ尽くさないといけないんだろうと思うんです。それが生きていて一番大事なことなんだと思うんです。

「エンジンで世界を笑顔に!」(株)井上ボーリング

 
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このときのことを先日、The SR Timesさんで記事にしていただきました。
ぜひご覧になってみてください。

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協力:(株)井上ボーリング

 
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著者プロフィール
inouesotaro
(株)井上ボーリング
井上 壯太郎(いのうえ そうたろう)
創業63年、(株)井上ボーリング代表。エンジンのついた乗り物が大好き。仕事もエンジン、遊びもエンジン。トライアル・モトクロス・ロードレース。バイク以外ではボートを使って水上スキーやウェイクボード。現代世界はエンジンでできているのです!

 
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