そして、今日はまたSRに乗ってきました。
今回は仕事の上でいろいろなトライをしている自分がもう一つ壁を破れずにいるような気がして、なんとかこの状況を打破できるようなインスピレーションが得られないか、と思ったんです。
バイクで出かけることに僕はそれを求めるんですが、やっぱり変わってますかね?
湘南から噂のバイカーズパラダイス南箱根までプンッと走ってきました。いままでにない環境に身を置いたら、なにか新しい発想でも得られるかと思って。
なかなか良かったですよ、ここ。旧いビデオを流していて、バリー・シーンやアゴスチーニが出ていて、いい時間を過ごせました。
そのあと、特に調べもせずにポーラ美術館に行ったら、ちょうどシュールレアリズムをテーマの展示をやってました。僕ダリが好きなんですよね。若い頃のダリ(まだへんなヒゲ生やしてない頃)スゴい美男子なんです。
ダリを通して知ったカタルーニャ地方のことわざで
「大いに若い娘を眺めなくてはならない。でも、少ししか触ってはならない。」って言うのがあるんですよ。これ、よくないですか? 僕、大好きなんです。なんか可愛くないですか?(笑) 座右の銘です。
ダリの絵は不思議な絵です。一つのイメージがいくつもの何かに見えてきます。どうしてそうなんだ?と考えてもしかたがないんだろうと思います。そういうことが理屈で説明できることを否定しようとしてるわけですから。理性を超えた感性を表現しようとしてるわけでしょう。だから、僕らはダリが見た夢(悪夢?)をそのまま受け入れて好きになるか、嫌いになるか、それでいいんじゃないのかな。僕は好きです。
で、一番感じたのは、いかに当時の常識に対してダリが鋭く挑んでいたか、をこんな絵が伝えてくれたということなんですよ。シュールレアリズムですよね。現実にとらわれないイメージ。
あ、そうか。
「身の回りの小さな現実に囚われ過ぎるのは、ヤメロ!」
ダリが僕にそう言ってくれてるんだ! 僕は今日そう感じたんです。
もちろん、僕は現実を否定も忘却もしません。現実と向かい合って正面から切り結んで行こうと思います。でも、現実的な成果を求めるあまり、夢みることを諦めてしまったのでは生きてる意味がないじゃないか。
「現実などより、見てみろ『想像力』の方がはるかに偉大だろ?」
ダリは今日、僕に向かってエラそうな態度でそう言っていました。わかったよ、、、ダリ。
ほらね、こんな具合に不思議とテーマを持ってオートバイに乗って出かけると、なにかしらヒントが見つかるものなんですよ。ダリが見られたのだって偶然ですからね!
ほんと、オートバイって人生に欠かせませんよね。
「エンジンで世界を笑顔に!」(株)井上ボーリング
ICBM®の技術はシリンダーに鋳鉄スリーブとは比較にならないほどの革命的な超長寿命を与えて、そのことで旧いエンジンに長く大事に乗り続けていただきたい・旧いバイクを大事にしていただきたい、ということなんです。iBが掲げている基本理念にしっかりと沿った新技術・新製品になっています。現在はあらゆるエンジンに対応できるようになりましたが、特にSR用には完成品キットも用意してご用命をお待ちしています。
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[I]noue boring [C]ylinder [B]ore finishing [M]ethodの略です。
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協力:(株)井上ボーリング
著者プロフィール
(株)井上ボーリング
井上 壯太郎(いのうえ そうたろう)
創業63年、(株)井上ボーリング代表。エンジンのついた乗り物が大好き。仕事もエンジン、遊びもエンジン。トライアル・モトクロス・ロードレース。バイク以外ではボートを使って水上スキーやウェイクボード。現代世界はエンジンでできているのです!
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