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2019年12月31日

ESSAY…井上ボーリング 井上壯太郎/「ツーリングはいつもSRと」


オートバイは何台も持っているんですけどね。ツーリングとなるとなんかSRに乗りたくなるんです。何台かで一緒に走るとなると自分のペースで走るわけでもなし、楽なポジションで流す感じにはやはりSRが一番ですよね。

今回は3台で伊豆半島をちょっとだけ走ってみました。11月の初めだったんですけど思いがけず寒い日でした。天気はよかったのに。

沼津で海鮮料理をたべて、土肥温泉でお湯に浸かって、海の向こうに富士山を眺めてきました。いいですね~、西伊豆。東側とはだいぶ雰囲気が違います。海の透明度も高くダイビングスポットでもあるんですよね。

こんなツーリングになにか特別なことがあるわけではありません。でも、こういう時間が切実に必要な時があります。そういう時に応えてくれる仲間や場所があるということは生きる上でとても大事なことなんだろうと思います。

そこに気付いていない人が意外と多いようにも思います。なんていうこともないようなことの、大事な価値。

別に旅先で深刻な話なんかしないんですよ。そんなの無粋です。何もなかったように、いつものように何気ない会話をして、なにも変わらずに過ごす方がいいんです。

それでも確実に、流れゆく美しい風景やオートバイの振動や仲間の小さな気遣いが、心をほぐしてくれる。これは間違いがない。このことになにも疑いを持っていないから、だからなにも言わなくても平気なんです。

こういうことって言葉にしにくいですよね。こういうなんでもないツーリングの価値とかそれ以外にもごく日常的な平穏なことの価値。だれかこれをドラマか映画にでも描いてみせてください。

 


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