「モトタイムズ」はヤマハSR400/500をメインに
ネオクラシック&ストリートバイク情報を発信する
カスタムバイクWEBマガジン

メンテナンス&カスタム
2018.04.13

mySR【Rural Racer】にバックステップとライトクラッチスプリングを導入しましたぁ!

mySR【Rural Racer】にバックステップとライトクラッチスプリングを導入しましたぁ!


取材協力:ナインゲート

ムック「The SR Times vol.1」でエンジンフルオーバーホールをおこなった我が愛車「Rural Racer」。数百kmを走った時点で、ちょっと気になったところを2点、修正&交換しました。/SAGAYAN

クラッチは軽い方がいい。
シフトはカチッと入った方がいい。

先日発売されたムック「The SR Times vol.1」はもうすでに皆さん、ご購入されたでしょうか? その中で僕の愛車「Rural Racer」のエンジンをフルオーバーホールしているのですが、併せて井上ボーリングの軽量斧型クランクとアルミメッキシリンダー「ICBM®」を導入しました。さらにピストンはワイセコのハイコンプピストンをチョイス! つまりライトチューンエンジンになったのですが、そうすると問題になってくるのがクラッチ……じつはRural Racerは以前、現行F.I.モデルに採用されているライトクラッチスプリングに交換しているのです。ただ、今回のチューニングに伴って、もしかするとクラッチスプリングが耐えられるなって滑ってしまうかもしれない。そう考えて旧タイプの、つまり重たいクラッチスプリングに交換していたのです。

ところがコレが重い! やっぱり一度手に入れた「ラク」は、手放せないものなのです。しかも、いろいろと調べてみると、けっこうなチューニングエンジンでもライトクラッチスプリングで大丈夫とのこと。じゃあ、やっぱり元に戻したい! ということで、ちょっと前の話になるのですが、OH後まだ数百kmしか走っていない3月下旬の某日、クラッチスプリングを元に戻してもらうことにしました。

さらに、前から気になっていたシフトペダルのガタがいよいよ限界。シフトアップをしても、果たしてギアが上がったのかどうなのかさっぱり分からない。そこで併せて、コチラもオフィシャル製バックステップに交換することにしました。ちなみにこのバックステップは現在、ポッシュフェイスで「gloss」というブランド名で販売されていますが、僕が装着したのはオフィシャル製……そう、いわゆるデッドストックというやつですね! 別にこだわっているわけではなく、ナインゲートにあったので、それを装着したのですw ちなみにまだ在庫はあるみたいなので、気になる人は問い合わせてみてはいかがでしょうか?

はじめはナラシが終わる1,000kmまでは現状のまま乗って様子を見ようと考えていましたが、何故、予定を変更してこのタイミングで交換したかというと……じつはこの2日後に井上ボーリング・井上社長や同社SR担当の大澤さんに試乗してもらうことになっていたのです。せっかくなら、良い状態で乗ってもらいたい……それはにはこのクラッチとチェンジペダルは良くないな……というわけで、予定を前倒しにして交換してもらったのです。

結果は、「交換してもらって良かった〜!」。2日後におこなった試乗インプレッションでも、井上社長と大澤さんに気持ち良く乗ってもらうことができました。

さて、ここからは交換の模様をダイジェストでご紹介しますね!

 


まずはクラッチスプリングを交換してもらいます。エンジンオイルはもったいないので交換せず。そのため、車体を左側に傾けて、オイルがほとんど垂れないようにします。もちろん、それでも多少のオイルは出てくるので、エキパイにかからないように養生。

 


オイルフィルターカバーを外します。KEDOのフィン付きカバーが良い雰囲気ですね〜。

 


続いてクラッチカバーです。ボルト1本ずつをすべて抜くのではなく、順番に少しずつ緩めていきます。

 


ガスケットは再利用する予定なので、プラハンで叩きながら慎重にカバーを外します。もし破れたら、当然ながら新品に交換です(泣)。

 


細井さんが頑張ってくれました! 無事にガスケットを破らずにクラッチカバーを外すことに成功! これはもちろん、交換後ほとんど走っていないから&僕が要望したからの処置ですので悪しからず。

 


クラッチスプリングを外します。これもカバーのボルトと同じく、順番に少しずつ緩めていきます。

 


クラッチスプリングをすべて抜きました。

 


続いて現行クラッチスプリングを装着。キャブモデルでクラッチの重さに辟易している人には本当にオススメです!

 


最後はトルクレンチで締めます。

 


クラッチカバーやオイルフィルターカバーも要トルクレンチ。

 


続いてバックステップ。もともと純正バックステップが装着されているのですが、チェンジペダルのリンクのガタが大きく、上下だけでなく、左右にもガタガタ動きます(笑)。これではもう、ギアが入っているのかどうか……さっぱり分かりません。

 


純正ステップを外します。

 


オフィシャル製バックステップ(デッドストック)を装着。ちょうどステップ一つ分、後ろにさがって、上にあがる感じですね。スラクストン製コンチハンドルとの相性もバッチリです。……あ、今気づきましたが、両方とも今はもうないSRの名店ですね。これは大事にしなければ……。

 


で、装着完了! クラシカルかつ、シンプルなデザインがイケてます! もちろん、ブレーキ側も交換です。

 


クラッチが軽くなって、シフトチェンジもカチカチ決まる! エンジンがパリっとして楽しくなったRural Racerが、さらに楽しくなりました。ついつい嬉しくなって奥多摩まで走りに行ってしまいましたよ! ……ではなくて、これは後日行われた試乗インプレッションでのオフショット! その模様は近日中にアップ予定ですので、お楽しみに〜♪

 

↓↓そんなRural RacerのエンジンフルOHの様子が収録されているムック「The SR Times vol.1」はコチラから購入できます↓↓

SRタイムズ ショップアイテム紹介

「The SR Times vol.1」ムック(書籍)

販売価格:1404円 ※送料無料

WEBマガジン「The SR Times」から生まれたムック。充実の内容にご期待ください!

 

↓↓Amazonからのご購入はコチラから↓↓

RANKING
LATEST ARTICLES
YOUTUBEチャンネル モトタイムズFacebook