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2020年01月13日

2%ER/YAMAHA SR400 “GREEN FLOG”/No.306



取材協力:ツーパーセンター
写真:伊勢 悟(COLORS) 文:佐賀山敏行

 


2%ERが持てるすべての技術とセンスで臨んだ意欲作は、独自の解釈をプラスした70’S チョッパー!

SRへの熱い愛情とともに、オールドスクールに対する深い造詣を持ち、さらにオリジナリティーへの追求を欠かさない2%ER。拠点を置く関西だけにとどまらず、全国……いや、近年では東南アジアのカスタムショーにも積極的に通い、その人気はまさに世界中に広がっているといっても過言でない。そんな同店が2019年末に開催された「横浜ホットロッドカスタムショー」に出展したのが、この1台である。

スタイリングはひと目見て分かる通り、70年代ロングフォークチョッパー。同店が得意とするオールドスクールスタイルである。が、やはりSRでこのスタイリングをここまで再現するのは流石のひとこと。当時主流だったハーレーのVツインや国産空冷4気筒とも異なるサイズ感を持つSRの単気筒エンジンをベースに、違和感のない車体バランスを実現しているのは、じつはかなり難しいことである。2%ERのセンスが光るポイントだといえよう。

さて、細かな点を見ていくと……やはり気になるのはフロントフォーク。ワンオフで製作された逸品は、スプリングをフォーク下部にセットした70年代のチョッパーパーツである「JYRO SPRINGER」を参考にしたという。ワンオフインベーダーホイール(こちらも当時の定番アイテム)と相まって、まるでタイムスリップしたかのような印象を抱かせる。

フレームは、メイン部は純正を使いながらも、後半部を大胆にモディファイ。シルエットはもちろんのこと、フレームパイプに絞り加工を施し、マシンの美しさをアップさせている。そして注目は、フレーム最後端にセットされたプランジャーサス。50年代ごろの独車や英車に見られる機構で、サスペンションとしての機能はひとまず置くとしても、ドレスアップと公認取得という2つの効果を得られるのは高ポイントだといえよう。

さらにスポーツスタータンクにはモールディング加工が施され、フレームと一体化。サイケデリックなペイントも当時を思わせる……まさにショーバイク然とした1台ではあるが、2%ERのカスタムマシンは「走ってナンボ!」。ビルダーの山口さん曰く、乗りやすさにも自信があり「街乗りにもロングツーリングにも安心して使える」とのこと。

まさに飾っても走っても絵になる……SRチョッパーの究極ともいえる1台である。

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