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2018年12月05日

Custom House STINKY/1996 YAMAHA SR400/No.290



取材協力:カスタムハウス スティンキー
写真:井上 演 文:佐賀山敏行

 

歳を重ねても宝物であることに変わりはない……大人のオートバイ。

40年の歴史のなかで、様々なジャンルの流行り廃りが繰り返されてきたSRカスタム。最近では「純正ルック」や「70年代スタイル」が人気だが、その一因としてSR乗りの平均年齢が上がってきたことも否定できないだろう。カスタムとはオーナーやビルダーの個性の演出に他ならないのだが、しかし同時に個性を求めるゆえに派手さや奇抜さに頼りがち……結果、カスタムにはどこか「子どもっぽさ」というイメージが漂ってしまう。そこで、カスタムでありながら初期型らしさ・純正らしさを求めるスタイルが大人のライダーを中心に支持を集めているのだろう。

しかし、十分に個性を求めたフルカスタムであっても、大人が満足できるSRがある。それを証明してみせたのが、ご存知、カスタムハウス スティンキーである。

まずは外装に目をやると、フューエルタンクは同店オリジナル・タイプ10アルミタンクとシングルシートタイプ3の組み合わせ。ロングタンクに短いソロシートはスポーティーな雰囲気をおおいに盛り上げる。ハンドルはもちろんセパレートタイプ。砂型トップブリッジがライダーの気分を高揚させる。AJS用レーシングビキニカウルはスポーティーながらも、愛嬌のあるルックスがとんがったカフェレーサーイメージを和らげる。この辺りの絶妙なさじ加減は、流石スティンキーといったところか。

さて、足周りはフロントを19インチ、リアは18インチで、Hリムをチョイス。マシンの質感を高めている。また、オリジナル・ロングスイングアームが車体シルエットと乗り味を大きく変えている点も見逃せない。

こうして完成したマシンは、車体全てに手が入っていながら奇抜さは一切なく、まさに飽きることなく乗れる「一生モノのカフェレーサー」。酸いも甘いも知り尽くしたベテランライダーをも納得させる秀作だ。

 



フロントカウルはAJS用レーシングビキニカウルを加工して装着。アルミタンクとのコントラストも注目すべきポイントだ。

 


トップブリッジは同店オリジナル砂型タイプを装着する。デイトナ製スピードメーターが中央に鎮座する。

 


美しい曲線を描くアルミタンクは、同店オリジナル・タイプ10。

 


シートももちろん同店オリジナル。シンプルななかに手作りの表情を見せる逸品である。

 


メガホンマフラーは試作品。バックステップはコワースだ。

 


同店の人気アイテム・オリジナルスイングアームは、ロングタイプをチョイス。リアサスはクラシカル感を高めるヘイゴン。

 


ドラムブレーキには肉抜き加工が施され、レーシーなイメージを高める。ガンメタに塗られている点も見逃せない。

 


定番かつ上品さに溢れるリアのセットアップ。

 


Custom Spec
エキゾーストマフラー:試作メガホン/キャブレター:CRφ38/ヘッドライト:ニュートン レンズ/テールランプ:BRS/ウインカー:CB72タイプ/電装ボックス:オリジナル 砂型バッテリーケース/トップブリッジ:オリジナル 砂型/ミラー:ハルシオン/スピードメーター:デイトナ/オリジナル シングルシート タイプ3/ステップ:コワース/オリジナル アルミタンク タイプ10/オリジナル クラシカルスタビライザー(アルミフェンダー付き)/リアフェンダー:WM/AJSレーシングビキニカウル(加工)/リアサスペンション:ヘイゴン/オリジナル ロングスイングアーム/Fホイール:エキセル H型アルミリム(1.85-19インチ)/Rホイール:エキセル H型アルミリム(2.15-18インチ) ……etc.

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<当店販売価格:46,440円

スティンキーオリジナル、ロングタンク向けシート『シングルシート Type3L』です。
手仕事だけが生み出せるぬくもりある造形と丹精込めたこだわりあるステッチワークで当時の風合いを実現。

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