取材協力: ポッシュフェイス
写真:井上 演 文:佐賀山敏行
※2016年04月19日の記事を再編集しました。
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パーツメーカーとしてどこまでできるのか? ……これまでもボルトオンで良質なカフェレーサーを発表してきたPOSHが作り上げたハイパフォーマンスカスタムが、ここに紹介する1台だ。
外装に足周り、さらにエンジンまでもカスタムされたマシンであるが、一目見て分かるとおり、フレームは無加工。フューエルタンクとシートはスラクストン製で、ハンドル周りは同社オリジナルを満載。フロントフォークには同社製イニシャルアジャスターを装着しながらも、ベースは純正。さらにスインアームも純正となっているのだが、前後ホイールは換装済み。リアサスペンションやフロントブレーキもバージョンアップすることで、540ccとなったエンジンのパワーを十分に支えるものとなっている。
派手なワンオフパーツや高額なパーツはほとんど使われておらず、パーツチョイスとセンス、そしてポイントを押さえたワンオフパーツによって、ここまでできる!! POSHのフラッグシップと呼ぶにふさわしい、みごとなハイパフォーマンス・カフェレーサーである。