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2017.06.13

CANDY Motorcycle Laboratory/1995 SR400 “SHARK”/No.053【再掲載】

CANDY Motorcycle Laboratory/1995 SR400 “SHARK”/No.053【再掲載】

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取材協力:キャンディーモーターサイクル
※2013年6月13日の記事を再編集しました。

 

ギミックだけじゃない!!
高いバランスが生んだ秀作!

“SHARK”と名付けられたキャンディによる1台は、その名の通り、フューエルタンクにサメをイメージしたペイントが施された煌やかなチョッパー。大きくドロップさせたシートレールにホンダ・バイアルス純正タンクが絶妙にマッチしている。また、フューエルタンクだけでなく、フレームにもサメの鱗のようなグラフィックが描かれており、ブルーで統一された車体にさらなるクオリティを与えているのも大きなポイント。フォークトップやエンジン周りなどにスパイクボルトを採用するなど、車体全てが攻撃的なディテールに溢れ、かつ高い品質でまとめられているのだ。

もちろん、1台のチョッパーとして見ても“SHARK”は素晴らしく、スムージング加工されたフロントフォークやドラムブレーキ、絶妙な角度で仕上げられたマフラーなどによって、美しいスタイリングを形成している。エンジンは534ccにスープアップされ、そのルックスに相応しい暴力的なパフォーマンスを発揮するのも見逃せない!

サメが描かれた派手なフューエルタンクに目がいきがちだが、決して奇抜なディテールだけではない。同店のセンスと技術が集約した傑作である。

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バイアルス純正タンクには側面にサメの顔が描かれ、上面には旭日旗と富士山をイメージしたグラフィックが入る。

 

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シリンダーをブラックアウしたエンジンは534cc。SOHC製ピストンやヨシムラST-1カムなどで武装する。また、キャブレターはCRを採用し、ポリッシュ加工によってその印象を大きく変えている。

 

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ワンオフのライザー一体型ハンドルはスイッチ類を全て廃し、非常にシンプル。

 

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フォークトップボルとはスパイクタイプを採用。他にもエンジンボルトなどに装着することで、アグレッシブな雰囲気を演出している。

 

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ミッドステップは同店によるワンオフ。ギアチェンジはジョッキーシフトによって行う。

 

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シングルシートはホワイトの表皮をチョイス。グリップやステップなど、ホワイトが効果的に使用されている。

 

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リアビューを印象づけるエキゾーストは、マシンの大きな見どころだ。

 

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フレームには鱗をイメージしたグラフィックが入れられる。細かなところまで抜かりなし!!

 

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Custom Spec
エキゾーストシステム:ワンオフ/キャブレター:CRφ38ポリッシュ仕様/ヘッドライト:アイボールヘッドライト/ウインカー:オールドブレッドウインカー/テールランプ:ワンオフ/スピードメーター:ミニタイプ/ハンドルバー:ワンオフTバー/ブレーキ:スムージング/シート:ワンオフ/Fフォーク:50mmローダウン・フォークカバー/リアフェンダー:トライアンフフェンダー/ワンオフアルミオイルキャッチタンク/電装ボックス:アルミワンオフ/ペインター:CANDY etc. 
カスタム総費用(車両代抜き/工賃込み):¥1,900,000-

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