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2020年06月22日

車坂下 MOTO CYCLE/1996 SR400/No.023


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取材協力:車坂下モトサイクル
写真:編集部 文:佐賀山敏行

※2012年12月03日の記事を再編集しました。

 


「アルミ以外考えられない!!」……オーナーの想いをビルダーの執念がカタチに変えた

2011年の年末に行われた横浜ホットロッドカスタムショーで、SRフリークのみならず、多くの来場者の注目を集め、ダイスマガジンピックの他3つのアワードを獲得したのが、車坂下モトサイクルによる1台である。

アルミ製フルカウルに覆われたカフェレーサースタイルを持つのだが、注目すべきはそのディテール。よく見るとカウルには一切継ぎ目がないことが分かるのだが、これはビルダー野呂さんが1枚のアルミ板から叩き出したという力作。約1m×2mの板を使い、作業期間は丸々1ヶ月!! 「何万回叩いたか分からないほど…」とは野呂さんの弁である。

他にもシートカウルやホイールキャップなどもアルミ板を使ってワンオフ製作。アルミタンクも幅を詰めることで、よりスタイリッシュなシルエットに仕上げられている。

そうして完成した外装は、磨きを掛けることでさらに完成度を高めるのだが、じつは一切研磨剤は使用されていないというからオドロキである。

アルミの質感を最大限に活かし、労力を惜しまずに製作と磨きに時間を掛ける。一介のカフェレーサーカスタムとは一線を画すオリジナリティと完成度の高さは、こうしたビルダーの執念ともいえる想いによって生み出されたといえる。

まさに珠玉の1台だ。

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