SRの楽しみ方といえば、多くの人はツーリングやカスタムを挙げるだろう。なかにはサーキット走行やピカピカに磨き上げる“洗車”などを挙げる人もいるかもしれない。たしかにロードスポーツモデルであり、秀逸なカスタムベースでもあるSRは、そういった楽しみ方が一般的。しかし井上壯太郎社長率いる「井上ボーリング」の面々はちょっと違う……。
井上社長に「SRを走らせるから、編集部の方々も一緒にどうぞ!」と誘われたのが、今回の企画の発端。撮影場所として指定されたのは、埼玉県川越市にある「モトクロスヴィレッジ」。そう、ここはモトクロスコース。M&M’sモーターサイクルとのダブルネームで制作したSR-ICBM for VMXを、実際にコースで走らせるというのだ。
もともとロードレースにモトクロス、トライアルなど、あらゆるモータースポーツに自身で参加し、楽しむことが大好きな井上社長。シンプルなフレームとエンジンを持つSRの高い汎用性に目をつけて、今回の“イベント”を思いついたのは想像に難くない。
モトクロスヴィレッジに到着すると、すでに数台のトランスポーターとテーブルが用意され、その周りには新旧モトクロッサー、そしてSR-ICBM for VMXが鎮座する。井上ボーリングの皆さんは、すでにくつろぎモードだ。テーブルで談笑し、バイクを囲んでまた談笑する。そして、おもむろにヘルメットを被って、コースを1周、2周と軽く流す。
仲間とコースに集まって、わいわいおしゃべりしながら、気が向けばフリーライドを楽しむ。SRの楽しみ方は、まさに人それぞれ。井上ボーリングが提唱するこんな休日の過ごし方も、いいものだ。
M&M’sモーターサイクルとのダブルネームで制作したデモマシン「SR-ICBM for VMX」を前に、モトクロスコースでの可能性について話す井上ボーリングの3人。じつに楽しそう。
車体や前後足周りは基本的にノーマルを踏襲。それでも土の上ではカウンターを切ることもできるし、ジャンプだってこなす! もちろんライダーである河野さんの腕もあるが、SRの適応力の高さにも驚きだ。
撮影日は初夏の日差しを感じさせる気持ちの良い日。まさにバイク日和、である。
目を三角にしてガンガン走るわけではなく、あくまでも気楽なフリーライド。
テーブルを囲んで、仲間と話す時間が何よりも楽しい。
井上ボーリングを率いる井上壯太郎社長。
自身もモトクロスにロードレース、トライアルと、あらゆるモータースポーツに積極的に参加するフリークだ。
ロードモデルのSRだが、カスタムの方向を定めれば、意外なほど土が似合うマシンになる。
そして、ガンガン走れてしまうから面白い。
iB Front LadyのKKURUMIさんも参加! せっかくなので、カメラマン井上演さんに撮り下ろしてもらいましたよ〜♪
MODEL by KKURUMI(iB Front Lady)
PHOTO by INOUE HIROMU
最後は記念撮影。いつもとは違うSRとの時間に、みんな楽しそう。
公道モデルだけれど、オンロードモデルだけれど、SRにはこんな楽しみ方もある! SR乗りの皆さんも、ありとあらゆる方法で、トコトンSRを楽しみ尽くしてくださいね!
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