ヤマハSR400/500のカスタムパーツや
最新カスタム情報を毎日配信
SR専門カスタムWEBマガジン

2016年06月07日

ESSAY/カメラマン 井上 演/「RZとSRで考えるスポーツ車という共通点」


s160607a-1
 

軽快さを生み出す18インチ
走って楽しいヤマハなバイク

ICBMを組み込んだエンジンの慣らしも終え、間もなく夏を迎えようかという気候にも後押しされて、バイクで走りまくってます井上です。
近々、ずっと暫定的に装着してました(借りていた)スーパートラップマフラーからSRに乗り始めてから「コレ!」と思っていたマフラーに交換予定で、新たなカスタムにワクワクしております(笑)。

さて、今回は僕がSRユーザーになるまで15年程乗っていましたRZ250というバイクとSRについて、勝手に語っちゃおうと思います!

 
s160607a-2

僕が乗っていたのはRZ250の初期型。4L3という型式のバイクです。
ちなみに年式は81年でしたので、最初期型ではなくカラーも白/青の3本ラインの車両でした。よく、RZの白/青といえば2本ラインを想像される方も多いですが、アレは350のカラーでして……。

 
s160607a-3
画像はデイトナ公式サイトより

このカラーです。写真の車両はダブルディスクになってますが、250でしたので、ノーマルのシングルディスクで乗ってました。

16歳の時から乗ったRZは軽快そのもの。2サイクルエンジンといっても実は低回転からそれなりにトルクもあって(装着するチャンバーによりますが)、街中であればパワーバンドに入れずとも全然走れちゃう素晴らしいバイクです。

RZに履くタイヤの代表格といえばTT100。しかし当時は生産終了後でなかなか手に入らなかったのです……。
しかし、TT100GPとしてパターンそのままに復活してくれたのです!しかもTT900系のハイグリップコンパウンドでの再登場に、興奮しながらRZに履かせたのを覚えています。
それが、僕とTT100GPの出会いでした。SRにももちろんTT100GPを装着。
ハイグリップな分、減りも早いですが信頼度は抜群です。
RZでは革ツナギを着込んでよく走り屋スポットに行ってました。パワーこそ当時最新だったNSRやTZRには遠く及びませんでしたが、その軽さと旋回性能は非常に高く、コースによってはそこそこ同じスピード域で走れてたんですよ!(美化された記憶かもしれませんが。笑)

RZの細い前後18インチならではのパタパタヒラヒラとコーナーを攻め込める車体性能は、SRにも同じものを感じました。モノサスとツインショックの違いはありますが、どちらも単車らしくも素直に身体を預けて曲がれる素晴らしいスポーツ性能を備えていると思います。基本設計はSRの方が古く、RZはあくまで当時はレーサーレプリカ。
でも、どちらもナンバー付きのピュアスポーツマシンなんだと、僕は思います。
最新設計のバイクと比べればブレーキやサスペンションなど性能差はありますが、全てが愛おしいんですよね。操る喜びといいますか、ライダー自身がバイクに寄った操作をこなせば、バイクもライダーに寄ってくるというか……。

僕のSRはバックステップなので、キックを踏み下ろす時にステップをたたみますが、じつはRZもキックする時にステップをたたむんですよ。
なんでもないような共通点ですが、僕にとってはこんな事も本当に”グっ”とくる動作だったりします。

SRもRZも、どれだけライダーとマシンが近づけるかが楽しい時間の過ごし方なんじゃないかと勝手に思っております。
ライディングもそうですが、カスタムにしても走りを意識したカスタムは結果として安全性能を引き上げたり、外装カスタムも重量やポジションが変わり、ルックスも変わって自分好みのマシンになっていくことで、どんどんライダーに近い存在になってくるはず。
あらためてエンジンフィーリングからサスペンションの動きやグリップなど、身体で車体のことを感じてみると、一層走るのが楽しくなっちゃうんですよね。

 
s160607a-4

ヤマハスポーツのスポーツは、「スポーツ=速く走る」……ではなく、個人的には「マシンとスポーツする」みたいな意味で解釈しています。レーシングではないですからね。
RZのように2サイクルの名車たちは排ガス規制やエコ意識の時代とともに後継車が姿を消してしましましたが、僕が思うそのヤマハスポーツの役目を引き継ぐのがSRであって、この先40年も50年もずっと続いて欲しいものです。

 
Shop SR Times
 

著者プロフィール
essay-inoue000
フリーカメラマン
井上 演(いのうえ ひろむ)
以前バイクショップで6年間メカニックとして働き、整備士資格を取得。その後カメラの道へ入り、現在はフリーカメラマンとして、多くのバイク雑誌やカタログの撮影を行う、自称「乗って弄れるカメラマン」。撮影機材を担いで愛車のSRで取材に行くことも多い、根っからのバイク好き。
そんな井上さんのフォトスタジオ「C’est Beau(セ・ボー)」はコチラから!!

 
スポンサードリンク

 

関連記事