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2018年03月01日

ESSAY…CANDY Motorcycle Laboratory 中村純/「The Absolute」


久しぶりのエッセイになってしまいました。ご無沙汰しております。CANDYの中村です。

2018年初のエッセイですが…いまさら新年のご挨拶なんて野暮ですので、何事も無かったかのように書いていきますね!笑

さて、今回は昨年末のホットロッドショーに出展し、さらにはムック「The SR Times vol.1」のカバーマシンにも抜擢していただいたCANDY渾身のカフェレーサーカスタムSRについて書いていきますね!

ショーに出展するバイクは制作過程を詳しくブログに書かないので、このエッセイだけ?!の特別版ですよ!笑

ここ2年ほどは、珍しい感じのトラッカーSR、振り切ったカスタムSRチョッパー、とカスタムショーに合わせて「SRカスタムで面白いものを!」との思いでカスタムSRを制作してきたんです。
そして昨年末のショーには、「他にはないSRのカフェレーサーカスタム」を作ってみよう!ということで制作しました。

……といってもこの車輌はオーナーさんがいらっしゃる車輌なので、オーナーさんの拘りも一緒に組み込んで、沢山の話し合いをして一緒に作り上げたSRなんです!

まず、僕の頭の中で昔からやってみたいカスタムメニューとして「プロアーム(片持ちスイングアーム)化」があったんです。

僕自身はプロアーム化は初めてでしたが、ネットなどでも見かけるように過去にプロアーム化してるSRは存在してますね。でもプロアーム化するとどうしてもハイパフォーマンス系のカスタムになりがちなんです。だからその雰囲気を出さないようにするために「プロアームでスポークホイール」という選択をしたんです。


このホイールはオーナーさんの拘りでもあり、海外から取り寄せたので、入荷までに2カ月ほどかかりました。

この極太5,5Jホイールを確実にSRに取り付けられる保証もありませんでしたが……とても高価なスポークホイール、何とかするしかない!笑  こんな感じで後戻りが出来ない事を確認しながら作業は進んでいきました!


ピポット部も加工して、何とかプロアームとホイールをセットできました。ただ……まだ付いただけ。画像でもわかるようにRサスがありませんね。次はサスの取り付けですが、ここら辺は車高や乗り心地に関わる重要な部分。オーナーさんと何度も擦り合わせをしながら進めていきます。

プロアーム、リアサスのリンク機構はDUCATI純正を流用したのでロッドで車高調整も出来るように……サスの取り付けを制作するということはシートレールまわりのフレーム加工も一緒に……というように同時に制作しなくてはならない物が多いのでここら辺の作業はなかなか時間がかかりましたね。

ここまで出来ると、お次は外装まわり。

タンクやら、シートやら、バイクの「顔」になる部分です。スタイルやバランスを重視しつつもタンク容量やシートの座り心地なんかも考えて……結局外装も一筋縄ではいきません!笑

あっ! フロントまわりに触れていませんでしたが、倒立フォークもDUCATIからの流用ですよ!

シートのスポンジ整形もして、バッテリーボックスなどの細かいパーツを作っていきます。ここまで来ると今度は限られたスペースにいかに上手く収めるかが重要になってきますね。

最後の最後まで迷ったマフラーは、見かけと性能の良いところどりの多段膨張式マフラーを制作!

懸念していたハイパフォーマンス過ぎず、だけどレトロ過ぎない、絶妙なバランスのSRに仕上がったと自負しております。

今回制作するにあたり、色々と初めてのチャレンジが満載で、一歩進んで二歩下がる状態が続き、何度も迷走しました。ただ、諦めず前に進み続けたことでとても良いSRを作ることが出来ました。

また凄く勉強にもなり、刺激されましたね!

ショーに出展したSRではありますが、CANDYの基本概念「バイクは走ってナンボ」は忘れていませんので、あとはオーナーさんがガンガン走り回ってくれることでしょう!

細かいスペックはムックSR Times、もしくはサイト内でも紹介していただけるハズ?! なのでそちらもぜひご覧くださいね!

2018年も面白いSRを作っていきますので、みなさんCANDYをよろしくお願いしますね!

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協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー

 


著者プロフィール
essay-nakamura000
キャンディーモーターサイクルラボラトリー
中村 純
スケートボードやスノーボードが趣味ではあるが、1番の趣味はバイクという……バイクのことばかり考えているバイク好き。乗るのはもちろんSR。他にもベスパやミニトレなども所有する一児の父。

 
 
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