取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラリー
2015年1月に新車で購入した我が愛車「エブリデイ☆サンデー号(以下、エブサン号)」もいよいよ走行距離1万5000kmを突破して、いろいろなパーツを変えなければならない時期になってきました。なかでもちょっとヤバ目なのがリアタイヤ。耐久性には定評のある純正メッツェラーを新車時から履き続けていたのだが、いよいよタイヤが真四角になって、真ん中の溝がほとんどなくってしまっている……。というわけで、本格的なシーズンを迎え、ついに交換を決意したのだ。/SAGAYAN
今回、僕がチョイスしたのはブリヂストン・アコレード(AC02)。なんでブリヂストンかというと、僕の自宅、そして編集部があるのはともに東京都小平市。そしてブリヂストンの工場があるのが、同じく東京都小平市……そう、地元企業を応援しようというわけだ! ……ま、それは半分冗談で(つまり半分は本気だがw)、70年代な雰囲気を演出するエブサン号にはトラディショナルなパターンを持つアコレードがぴったりだと思ったから。それに以前、「スタンダードタイヤといえどもグリップ力はしっかりしている」と某バイク用タイヤ専門店の社長に聞いていたのも、アコレードを選択した大きな理由だ。
本来なら、タイヤは前後一緒に交換するのが理想だが、エブサン号はフロントホイールを19インチに換装し、その際に新品タイヤを入れて、まだまだ溝は残っている。財布と地球の環境に優しい僕は、今回はあえてリアのみを交換することにした(笑)。
さらに今回はフロントブレーキパッドとスパークプラグも交換! これで愛車は随分シャキッとした。日に日に暖かくなってくるし、今シーズンはキャンプツーリングにも行く予定! さあ、走りまくるぞぉ~!!
溝がなくなってきて、もう限界! サイドウォールも白っぽくなってきて、なんだかカッコ悪い……。
作業はキャンディーモーターサイクルラボラトリー・中村さん。カスタムだけでなく、メンテナンスも丁寧で、信頼できるお店なのだ!
スプロケットに少しガタがあるとのこと。SRにはよくある症状だそうで、詳しく調べてもらうことに。
スプロケットダンパーはギリギリ大丈夫とのことで、とりあえず再使用することになった。
スプロケットダンパーがヘタると、次に「キー」と呼ばれる半月型のストッパーパーツにガタが生じる。すると、このキーがスプロケにあるハブクラッチを削ってしまうのだ。これが進行すると最悪の場合、ハブクラッチを交換しなければならなくなるという……。
ハブクラッチ(スプロケ側)とホイール側のハブが触れる箇所にしっかりとグリスを塗り、さらにハブクラッチとダストシールにOリングを装着。じつはこのOリングはXT500には装着されているが、SRにはない! だが、これがハブ部に注入したグリスがダンパー部へ漏れるを防ぎ、スプロケットダンパーが油分で傷むのを防いでくれるのだ。
キーを新品にしたおかげで、とりあえずガタはなくなった。スプロケットダンパーは次回、ドラムブレーキシューと一緒に交換する予定。
新品タイヤ♪ なんでも新品つーのは気持ちが上がるね!
慣れた手つきで、サクッとタイヤを交換してもらう。
汚れを落とし、アクスルシャフトにグリスを塗布。ホイールを装着して作業は終了!
タイヤは意外と目立つので、やはり溝がしっかりあると、バイクが締まって見えるね!
続いてフロントブレーキパッドの交換に着手。
こちらが取り外したブレーキパッド。ギリギリまでしっかり使い切りました♪ 地球と財布に優しい男・SAGAYANです!
パーツクリーナーとウエスで、ブレーキダストをしっかりと落とす。
チョイスしたのはデイトナ・赤パッド。初期の鳴きを防止するために、角を軽く削る(面取り)。そして、元どおりに装着すれば、作業は終了!
スパークプラグも新品に交換。一気にいろいろ変えたので、気持ちがいいね!
最後は中村さん自ら試乗して、ブレーキの効きなどを確認。もちろん問題はなく、無事にすべての作業は終了。
これでエブサン号の調子はバッチリ!! 中村さん、ありがとうございましたぁ!