取材協力:キャンディーモーターサイクルラボラトリー
SRタイムズ号で、ずーっと気になっていたパーツを今回、思い切って交換することにしました! しかもカスタムパーツではなくて、年式違いの純正パーツ。SRカスタムを推奨する当サイトとして、掟破り(?)の行動に出てしまいました。/SAGAYAN
僕の愛車・SRタイムズ号は純正らしさを残しつつ、デイトナ・マッハ3レプリカハンドルやフロント19インチホイールなど、70年代の雰囲気を醸し出すカスタムが施されている。そのなかでフューエルタンクをはじめ、ヘッドライトやメーターなどはあえてノーマルのままで、旧車感を高めているのだ。そうして変えるべきパーツは変えつつも、純正パーツもいろいろと残しているわけだが、そのひとつにテールランプが挙げられる。
SRの純正テールランプは無粋な真四角なのだが、それがなんともヤマハらしい(笑)。しかも適度な大きさで存在感抜群。SRタイムズ号のコンセプトに従えば、これは変える必要のないパーツなのだ。だけど、ある日、僕は気づいてしまった……夜、後ろからヘッドライトで照らされると、テールランプとリフレクターが一体化したようで、“縦長なテールランプ”に見えてしまうのだ。うーん、これはなんだか嫌だなぁ……。でも、純正テールランプ自体は気に入っている。僕のカスタムにおける哲学は「カスタムのためのカスタムはしない」というもの。変える必要のないパーツは変えないのが信条だ。さて、どうしたものか……と考えていたら、ふと思い浮かんだ!
旧年式の純正テールランプを装着しよう!
そう、2008年以前のキャブレターモデルに採用されていた純正テールランプなら、リフレクターはテールランプの真下ではなく、斜め下。しかも丸いのがふたつで、なんだか愛嬌もある! 70年代な気分もグッと上がるだろう。というわけで、ヤ○オクで手に入れたブツをシートにくくりつけて、おなじみキャンディーモーターサイクルラボラトリーへと駆け込んだのであった。
リフレクターがテールランプの真下にあって、スッキリしていて気に入っていたのだけれど……。
作業はキャンディーモーターサイクルラボラトリーにお願いすることに。まずはシートを取り外す。
リアフェンダー上に配線がセットされているので、留めているゴムパーツを外す。
突起部分が硬化して破損することがあるので、取り扱いには要注意。とくに低年式車は慎重に!
テールランプの端子を外す。
配線はフェンダーの裏を取っているのだが、留め具が金属疲労で取れることがある。ここも慎重な作業を心がけよう。
テールランプを取り外す。
持ち込んだテールランプを装着してもらう。ゴームパーツは装着時もなかなかハマらず、このときに破損することもあるとのこと。注意すべきポイントだ。
配線をつなげたら、まずはテール&ストップランプが正常に点灯するかを確認する。
リフレクターのボルトをしっかりと締める。ただし、締めすぎると簡単に割れてしまうので、注意しよう。
取り外し時と逆手順で装着して、作業は完了!
現行と比べてボテっとした印象(笑)。でも、それがSRタイムズ号の雰囲気に合っている! これで後ろから照らされても、クールなリアビューなはず!?