「モトタイムズ」はヤマハSR400/500をメインに
ネオクラシック&ストリートバイク情報を発信する
カスタムバイクWEBマガジン

カスタムマシン
2012.12.04

山口輪業/1988 SR400 “山口輪業量産初号機”/No.031

山口輪業/1988 SR400 “山口輪業量産初号機”/No.031

031
取材協力:山口輪業

SRのお手軽感を活かした
量産型カスタムモデル

当サイト初登場となる山口輪業によるSRは、「買い物にも使える気軽なSR」というコンセプトを持ったコンプリートマシン。フレームは小加工を施した以外は純正のままで、SRの軽快感を活かした爽やかな仕上がりを見せている。

主な変更点は外装パーツ一式で、フューエルタンクはGT50純正を流用。シートはナイトロヘッズ製で、その下にはオリジナル電装ボックスが装着されている。また、リアフェンダーレスという、SRカスタムではあまりない手法を用いることで、軽快さだけでなくこのマシンならではの独自性も確立。トラッカーともチョッパーとも異なる、山口輪業ならではの佇まいを見せているのだ。
他にも、スッキリとしたハンドル回りやステップなどは必見のポイント! 買い物にも使える気軽さがウリだが、決して気楽に乗れるだけではない……オーナーの所有欲を満たしうるディテールに溢れた1台である。

031a
ナイトロヘッズ製セミダブルシートでストリート感を演出。

031b
オリジナル電装ボックスはバフ仕上げによって高級感をアップ。他にはない高い意匠性が特徴だ。

031c
ミッドステップはワンオフで製作。無骨ながらも存在感のあるシフトペダルに注目だ。

031d
トラクターフォグランプをヘッドライトに流用。絶妙な大きさと薄さがSRの車体にマッチしている。

031e
エンジンはノーマルながら、キャブレターにはFCRを採用することで、ピックアップを向上。スポーティな走りを可能にしている。

031f
スーパートラップサイレンサーは90年代初期型を装着。キレの良いエキゾーストノートが期待できる逸品だ。

031g
フューエルタンクはGT50純正を流用。ペイントは昭和オートサービスによるもので、RZをイメージしたという。

031h
ドラッグバーにセンターミニメーターでスポーティな印象のハンドル回り。配線やワイヤーなども非常にスッキリしている。
031x
031y

Custom Spec
サイレンサー:スーパートラップ90年代初期型/キャブレター:FCRφ35/エアクリーナー:ファンネル/ヘッドライト:トラクターフォグ/ハンドルバー:ドラッグバー/レバー:オールドホンダレプリカ/シート:ナイトロヘッズ/ステップ:ワンオフミッドステップ/Fフェンダー:WM/リアフェンダーレス/フューエルタンク:GT50流用/電装ボックス:オリジナル バフ仕上げ/ペインター:昭和オートサービス etc.
カスタム総費用(車体・工賃抜き):400,000円
コンプリートマシン価格:600,000円

RANKING
LATEST ARTICLES
YOUTUBEチャンネル モトタイムズFacebook