取材協力:ヒップライン
写真:編集部 文:佐賀山敏行
※2012年11月30日の記事を再編集しました。
XSや250TRのチョッパーカスタムを得意とするヒップラインの新作が本サイト初登場! ベースとなったのは1992年式SR400で、ブラックを基調とした車体にレッドがアクセントとなるコンパクトなチョッパーだ。
同店では「SRをなるべく小さく、まとまったイメージで製作した」とのことで、前後ホイールに16インチを選択。タイヤにエイボンを採用することで、純正足周りとはまったく異なる印象をマシンに与えることに成功している。また、リムを赤くすることでマシンのアクセントとなっているのも注目すべきポイントで、エンジンをはじめとして車体全体をブラックアウトするなかで、足もとをより強調させているのだ。
他にもインチダウンしたホイールに合わせ、シートレールを加工し、リアサスペンションもショートタイプを装着。こうして非常にコンパクトな車体を作り上げているのだが、オーナーの要望もあってタンデムは必須。結果、絶妙なバランスでシートをワンオフし、快適性と違和感のないシルエットを両立させている。
シンプルながらもビルダーのワザが各所に効いた1台である。