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2017年12月20日

DELL-SARA ver.HIROSHIMA/YAMAHA SR400/No.240



取材協力:デルスラーラ ver.広島
文:小川伸晃

 

カスタム費用は0円⁉︎
ハイテックを纏ったスクランブラーSR

ハイパフォーマンス系カスタムと並び、デルスラーラ広島が得意とするのがVMXやスクランブラーといったいわゆる土系カスタム。このマシンも一見スクランブラー風にカスタムされているが、細部をよく見ると、土系カスタムらしからぬパーツがチラホラ……実はこちら、元々同店が手がけたハイパフォーマンスカスタムSRを、大胆にイメージチェンジした一台なのだ。

「林道ツーリングに行ってみたい」というオーナーの希望に応えてモディファイされたこのSR。タンクやシートなどの外装類を一新し、フロントフォークはジョイントで延長することで車高を上げ、みごとにスクランブラーらしいシルエットを作り出している。しかし、各部に目を向けて見ると、ブレンボキャリパーにサンスターのローターという王道の組み合わせからなるブレーキ周りやWM製の角スイングアーム、そしてオイルラインやビッグフィンなどメカメカしさが目立つエンジンなど、随所にハイパフォーマンス系カスタムの名残を感じさせる。そんな2つの要素が混じり合うことで、ハイテックな雰囲気をまとったスクランブラーという、これまでになかったオリジナリティあふれるマシンに仕上がっているのだ。

また驚くべきことに、元々ついていたハイパフォーマンス系パーツを下取りに出すことで、追加費用なしでここまで大幅なイメージチェンジを実現したという。ハイパフォーマンスカスタムの良さを残しつつ、限られた予算内で今までにないスクランブラーSRを作り出したとは脱帽だ。同店の技術と卓越したセンス、そしてオーナーの“やる気”によって完成した天晴な一台だといえよう。

 



PIAAのLEDヘッドライトを上下2連に配置。ガードの役目も持つゼッケンプレートは、アルミ叩き出しの無骨な仕上がり。

 


土砂で傷が入るのを防ぐため、フューエルタンクにはオーナー自らの手でフィルムをラッピング。

 


オイルクーラーやオイルライン、ビッグフィンなど、エンジン周りにはハイパフォーマンス系カスタムの名残が感じられる。

 


エキゾーストパイプはワンオフ。スクランブラーらしく林道走行を考慮した、フレームの中を縫うような取り回しに注目だ。

 


ループ加工が施されたシートレール。その下からはマフラーが突き出ており、スポーティな印象を受ける。

 

ガレ場などでのクランクケース保護のため、アンダーガードは鉄板からたたき出し、大きめに製作されている。

 

スタック時の脱出に使える強度を持たせたテールランプステー。無骨な雰囲気で、車体の雰囲気とぴったりマッチしている。

 

Custom Spec
エキゾーストパイプ:ワンオフ/サイレンサー:不明/キャブレター:FCR φ39/エアクリーナー:RAM AIR/ヘッドライト:PIAA/テールランプ:LEDキャッツアイ、ワンオフステー/ウインカー:ラバータイプ/電装その他:ウオタニ SP2/ハンドルバー:プロテーパー キッズ用/トップブリッジ:ボアエース/スピードメーター:デイトナ ミニ/タコメーター:なし/Fブレーキキャリパー:ブレンボ/Fディスクローター:サンスター/Fブレーキホース:スウェッジライン/Fマスターシリンダー:ブレンボ RCS/シート:イージーライダース/フューエルタンク:3Mラッピング ヘアライン/リアフェンダー:フェンダーレス/フロントカウル:アルミ叩き出しゼッケンプレート/外装その他:鉄板叩き出し アンダーガード/フロントフォーク:純正、ジョイントで延長/三つ又:ボアエース/リアサスペンション:YSS/スイングアーム:WM 90mmロング/Fホイール:エキセル(リム幅:2.50/径:19inch)/Rホイール:エキセル(リム幅:4.00/径:17inch)/Fタイヤ:シンコー E804(サイズ 110/80-19)/Rタイヤ:シンコー E805(サイズ 150/70-17)/カムシャフト:YOSHIMURA ST-2ピストン:SOHC φ90/クランク:500/エンジンその他:TipoB ボルトオン ビッグフィン/シートレール・ループ ……etc.

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