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2017年10月17日

ORANGE BOULEVARD/YAMAHA SR400/No.230



取材協力:オレンジブルバード
写真:井上 演・文:小川伸晃

 

ハイテックとクラシカルの融合
これぞオレブル流カフェレーサー!

1960年代のイギリスで誕生したカフェレーサースタイル。その年代からも分かる通り、カフェレーサーの魅力の一つに、「オートバイらしいシンプルでクラシカルな造形」があげられる。しかし、カフェレーサー好きのライダーの多くは、こうも思っているのではないだろうか。「見た目はクラシカルな感じがいいけど、走りまでクラシカルじゃ物足りない!」と。そんな欲張りなバイカー達の思いを見事に実現させたのが、今回紹介するオレンジブルバード製作の1台だ。

まずは外装に目を向けてみよう。マシンのスタイリングを決定づけるフューエルタンクとシングルシートは共にスティンキー製をチョイス。さらに、アルミ製のショートフェンダーや電装ボックスなど、随所にクラシカルなパーツをふんだんに使うことで、ヨーロピアンカフェレーサーらしいトラディショナルなルックスを作り出している。

気になる走行性能だが、キャブはFCRに換装され、エンジンは定番のワイセコピストンに加え、OMC中空バルブやARPスタッドボルトなど、今では手に入らないオリジナルパーツを随所に使用し、排気量は534ccにアップ!パワーアップに合わせてフロントはダブルディスク化され制動力も強化されており、トラディショナルな見た目からは想像もできないようなハイパフォーマンスな走りを堪能できる。

トラディショナルなスタイリングと、パフォーマンスアップの両立を得意とするオレンジブルバード。今回のSRも、そんな同店の魅力が詰まった、まさにオレブル流カフェレーサーと呼ぶにふさわしい1台といえるだろう。

 



ヘッドライトはカフェスタイルにおいて不動の人気を誇るルーカスタイプをチョイス。丸みを帯びたクラシカルなデザインで、カフェレーサーとの相性は抜群だ。

 


ハンドル周りはマグラタイプのセパハンと、OMCオリジナルトップブリッジの組み合わせ。トラディショナルなデザインのグリップが、よりクラシカル感を演出している。

 


フロントフェンダーにはビッグシーダー製のショートタイプを装着。軽快なフロント周りを作り上げると同時に、アルミの質感がマシンに高級感を与えている。剛性を高めるスタビライザーにも注目だ。

 


マシンのスタイリングを決定づけるフューエルタンクはスティンキー製TYPE4をチョイス。思わず目を引く鮮やかなペイントにも注目だ。

 


レーシーなイメージを演出するシングルシートもスティンキー製。フューエルタンクとの相性は当然ながら抜群で、外装の統一感を高めている。

 


長い管長に太めのサイレンサーという、レーシーな雰囲気満点のアップマフラー。カーボン製のサイレンサーがより本格的な雰囲気を醸し出している。

 


キャブレターはレーシングキャブレターとしておなじみのFCR。口径は39φで、純正とは別次元の走りを体感できる逸品だ。

 


OMC-SR用を加工したスイングアームに、リアサスはホワイトパワー製。SRのトラディショナルなイメージを損なうことなく、足周りの強化に成功している。

 


Custom Spec
エキゾーストパイプ:ボーラ加工/サイレンサー:ボーラ加工/キャブレター:FCRφ39/OMC アルミインシュレーター/ヘッドライト:LUCAS/テールランプ:LUCAS/ウインカー:72タイプ/電装ボックス:WM アルミ/ハンドルバー:マグラ セパレートハンドル/トップブリッジ:OMCオリジナル(廃盤)/ミラー:バレンTT/スピードメーター:デイトナ φ85メーター/タコメーター:デイトナ φ85メーター/Fブレーキキャリパー:ブレンボ4POT×2/Fディスクローター:ブレンボφ320×2/Fブレーキホース:ステンレス/Fマスターシリンダー:ブレンボレーシング/シート:スティンキー シングルシートTYPE2/ステップ:ABM (廃盤)/フューエルタンク:スティンキー TYPE4/フロントフェンダー:ビッグシーダー アルミ/リアサスペンション:ホワイトパワー/スイングアーム:OMC-SR加工(廃盤)/カムシャフト:WB/ピストン:ワイセコ/WB強化バルブスプリング/OMC中空バルブ(廃盤)/ARPスタッドボルト(廃盤) ……etc.

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