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2017年10月04日

FLAKES/YAMAHA SR500 “スピードチョッパー1号”/No.228



取材協力:フレークス
写真:井上 演 文:小川伸晃

 

細部までこだわり抜いて作られた
フレークスのスピードチョッパー!

SR乗りの間でも人気の高いチョッパースタイルだが、チョッパーといえばアウトローで荒々しいイメージを持つ者も少なくないだろう。しかし、愛知県に拠点を置くフレークスが製作したSRは、定番のチョッパースタイルながらも、どこか高級感を感じさせる1台に仕上がっている。

その理由の大きな一つが、思わず目を奪われる美しいペイントワークだ。気が遠くなるほどのマスキングと、40回も重ねたというクリアによって生み出される繊細で深みのあるペイントは、もはや芸術の域に達しており、ビルダーだけでなくペインターとしても知られる佐藤さんの高い技術力とセンスを知らしめるのに十分な仕上がりとなっている。加えて、各部に施されたドリルド加工をはじめ、意匠の凝ったデザインのワンオフパーツを効果的に使用し、細部まで妥協なくこだわり抜くことで、高い完成度を実現。荒々しいチョッパーフォルムの中に高級感を生み出すことに成功している。

もちろん見た目だけでなく、走りのカスタムにも定評があるフレークスだけあって、走行性能も抜かりなし! エンジン内に目を向けると、カムシャフトはヨシムラST-1、ピストンはワイセコ89mmという王道の組み合わせで、排気量は522ccにスープアップ。キャブはFCRをチョイスすることで、純正と比べて別次元の走りを生み出している。

高い次元でバランス良くまとまったチョッパーらしいシルエットに、チョッパーらしからぬラグジュアリーさと、スピードを意識した走行性能。まさにフレークスらしさが存分に詰まった、唯一無二の1台といえるだろう。

 



個性的なハンドルはワンオフ製。ドリルドされたいかついデザインは、チョッパースタイルにマッチし、マシンにオリジナリティを与えている。

 


Fホイールは19インチに換装されており、リアの16インチと相まって、チョッパーらしいシルエットを作り出している。オールドルックなAVONタイヤとの相性も抜群だ。

 


エキパイはワンオフ製で、サイレンサーは同店オリジナルのパワートランペットマフラーをチョイス。高くカチ上がった取り回しは見るものに荒々しさを感じさせる。

 


加工されたシートレールに沿って、ぴったりとマウントされたワンオフ製のソロシート。真っ赤なカラーがマシンにアクセントを与えている。

 


エンジン腰下に大胆にセットされているのはワンオフミッドコン。荒々しいフォルムに加え、各部にドリルド加工が施されており、ビルダーのコダワリを感じさせる。

 


ハンドル周りのスッキリ化のため、キーシリンダーは電装ボックスに移設。美しいペイントもさることながら、加工されたフレームに合わせて作られたフォルムにも注目だ。

 


クランクケースにも加工が施されており、ドリルド加工された個性的なフォルムのミッドコンと合わせて、マシンの一体感を演出している。

 

スイングアームはXS650より流用することで、よりスッキリとした印象。こちらにもドリルド加工が施されており、マシンの統一感と完成度を高めるのに一役買っている。

 


Custom Spec
エキゾーストパイプ:ワンオフ/サイレンサー:フレークス パワートランペットマフラー/キャブレター:FCR37/エアクリーナー:なし/ヘッドライト:シャリー用加工/テールランプ:LED/ウインカー:スモールタイプ/電装ボックス:ワンオフ/ハンドルバー:ワンオフ/トップブリッジ:ポスト一体/ミラー:3インチ/スピードメーター:ミニ/Fブレーキキャリパー:TY250純正ドラム加工/Rブレーキについて:XS650ドラム/シート:ワンオフ/ステップ:ワンオフミッドコン/フューエルタンク:スポーツスター加工/リアフェンダー:スポーツスター加工/フロントフォーク:純正切削加工/三つ又:スムージング&メッキ/リアサスペンション:デイトナショート/スイングアーム:XS650/Fホイール:(リム幅:1.85/径:19inch)/Rホイール:(リム幅:2.75/径:16inch)/Fタイヤ:3.50-19/Rタイヤ:5.00-16/カムシャフト:ヨシムラST-1/ピストン:ワイセコ89mm/クランク:純正500ピン溶接/シートレール加工、サスマウント位置変更、スムージング/ペインター:フレークス 佐藤 ……etc.

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