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2017年08月30日

Eccentric Motorcycle/1990 SR400/No.074【再掲載】


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取材協力:エキセントリックモーターサイクル
※2014年8月14日の記事を再編集しました。

 

細かな“設定”に胸躍らせるオールドレーサー

乗り手やビルダーの思うカタチを愛車に投影させる“カスタムビルド”において、コンセプトは重要なポイントだ。「カフェレーサー」や「コンパクトに」など、簡潔なテーマもあれば、ときには夢想の世界を思わせる具体的なものも存在する……それがエキセントリックモーターサイクルが手がけた1台である。

「空飛ぶ『GMC』って書いてあるクルマに乗った頭の禿げたジジィがやって来て、『これは未来のキミたちが作ったエンヂンだ!』とか言って置いていった内燃機で、戦前、密かにマン島チャレンジをしていた幻の赤とんぼ(YA-1)」という、なんとも摩訶不思議かつ具体的な物語を想定して作られたマシンは、なるほど、同店が得意とするソフテイル加工を施し、フューエルタンクにはダメージペイント、フレームは刷毛塗り、さらにドロップハンドルやフィッシュテールサイレンサーを採用するなど、オールド感溢れる雰囲気に満ちている。

カスタムは良くも悪くも乗り手やビルダーの自己満足であり、胸躍らせる世界の産物。楽しげな物語が生んだマシンには、確かに大きな夢が垣間見える。

 


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ソロシートとピリオンパッドはラズルダズル特注の逸品。シート下にはリアサスペンションが顔を覗かせる。

 

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スポーツスタータイプのコンパクトなフューエルタンクを分割加工。ダメージペイントと音叉マークが雰囲気を盛り上げる。

 

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エキセントリックといえばソフテイル! このマシンでもコンパクトかつビンテージ感をアップさせる手法として用いられている。

 

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絶妙なフォルムによってアグレッシブなマシンシルエットを作り出すのは、ワンオフエキモバー。トップブリッジはGX250を流用。

 

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フロントブレーキのマスターシリンダーはシート下にセット! これにより、ハンドルのブレーキレバーはワイヤー引きにすることができる。見事ハンドル周りの簡素化と制動力を両立させているのだ。

 

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フィッシュテールサイレンサーとエキパイはともにワンオフ。

 

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フロント周り一式はGX250から流用。フロントフォークにはローダウン加工が施されている。オフセットされたビンテージヘッドライトも雰囲気を盛り上げる一因だ。

 

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Custom Spec
エキゾーストシステム:ワンオフ/キャブレター:MGグッズ製ビッグキャブ/ヘッドライト:ビンテージランプ/テールランプ:ルーカスタイプ/ハンドルバー:ワンオフエキモバー/ハンドルポスト:純正/トップブリッジ:GX250流用/フロントブレーキキャリパー&ローター:GX250流用/フロントマスターシリンダー:シート下移設/シート:ラズルダズル特注/フューエルタンク:ワンオフ分割/リアフェンダー:フラットフェンダー加工/リアサスペンション:モノサス加工/スイングアーム:ソフテイル加工/ペインター:Stupid Crown ……etc.

 

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