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カスタムマシン
2017.05.07

YELLOW MOTORCYCLE/2000 SR400 “modesto storie”/No.044【再掲載】

YELLOW MOTORCYCLE/2000 SR400 “modesto storie”/No.044【再掲載】

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取材協力:イエローモーターサイクル(栃木県足利市名草上町3308)
※2013年2月6日の記事を再編集しました。

 

無塗装のスチール外装が
オーナーとともに時間を経て変化する……

ハーレーやXS650、そして最近ではゼファーなど、車種を問わずこれまでにないスタイリングを数多く作り上げてきたイエローモーターサイクル。もちろんSRだって、イエロー流に仕立て上げられてしまう。

ここに紹介するのは同店が以前レザーブランド「SCHOTT」とのコラボレーションモデル(後日紹介予定!)として作ったSRを見たオーナーが製作を依頼。「ショット号」をさらに進化させたようなスタイリングとなっている。注目すべきはガレージビルド風のディテールで、なかでも外装はあえて無塗装。フューエルタンクとリアフェンダーに装着されたエンブレムは手づくりで、まるで“カスタムの途中”であるかのような佇まいを見せている。しかしこれこそがズバリ、ビルダーの三田氏が狙ったところであり、鉄を剥き出しにした外装が時間の経過によってどんどん変化していくことによって、オーナーとともにバイクも歴史を重ねさせるための処置なのである。

カスタムマシンは作って終わり……というものではない。オーナーがいてこそのバイクであり、ライダーがまたがってはじめて完成形となる。華やかなショーモデルとは違う、公道マシンならではの美しさをこの1台は携えているといえよう。

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ナローハンドルや小振りなタンクによって、シルエットは非常にコンパクトなものとなっている。
フロントタイヤはDUROを選択。

 

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ヘッドライトにはトラクターライトを装着。
あせたボディがマシン全体の雰囲気を高めている。

 

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ステップinウインカーはイエローオリジナルのアイテム。
パーツ単体でのインパクトも強いが、これによってボディシルエットもシンプルにまとめることができる点が◎!

 

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オリジナルハンドルバーはポストと一体式となっており、無骨ながらも高い意匠性を備えている。

 

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イエローモーターサイクルのエンブレムをリアフェンダーに設置。
手作り感を醸すことによって、ガレージビルド感を演出する。

 

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同店のカスタムではお馴染みとなるYAN☆YANオリジナルモコモコシート。
見た目に反し、座り心地もかなり良い逸品である。

 

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Custom Spec
エキゾーストパイプ:純正/サイレンサー:メガホン/ウインカー:オリジナルステップinウインカー/ハンドルバー:オリジナル/シート:YAN☆YAN/フューエルタンク:純正加工/フロントフォーク:ローダウン/リアサスペンション:ダウンサス/フロントタイヤ:DURO/リアタイヤ:BECK etc.

 

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