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カスタムマシン
2017.03.07

Custom Burning/2004 SR400 “Horizontal line”/No.034【再掲載】

Custom Burning/2004 SR400 “Horizontal line”/No.034【再掲載】

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取材協力:カスタムバーニング
※2012年12月4日の記事を再編集しました。

 

カスタムバーニング誌で連載していた
弾丸カフェレーサーが登場!!

ここに紹介する1台……見たことのある人も多いだろう。そう、SR好きならみんな読んでる人気雑誌「カスタムバーニング」において、かつて連載企画として製作したマシンなのである。オーナーは元同誌編集部員で、今も愛車としてガンガン走っているということで、その詳細を改めて見ていきたい。

もともとはノーマルだったSR400であるが、「弾丸カフェレーサーを作ろう!」ということで、カスタムバーニング誌で今から約3年ほど前に連載がスタート。イエローモーターサイクルやモーターガレージグッズ、フレークスなど、名だたるカスタムショップによって作り上げられたのだが、連載を続けるうちに当初の「弾丸カフェレーサー」というコンセプトから、純正っぽさを残す仕様に変更。車体のすべてに手が入っていながらも、ひとめでSRだと分かるスタイルに仕上げられている。特に注目すべきポイントは車高のバランスで、リアにはデイトナ製ハイポテンシャルサスを装着し、車高は純正のまま。対してフロントを約10cm下げることで、絶妙なシルエットを作り出しているのだ。他にも純正っぽさを残したペイントには、サイドの音叉マークをあえて外し、上面に光の加減で浮かび上がるオリジナル音叉マークをペイント。「誰も気づいてくれない」とオーナーは苦笑するが、そのクオリティの高さはこのマシン最大の見どころといっていいだろう。さらに絶妙なホイールサイズやタイヤチョイス、ハンドルとヘッドライトのバランスなどは、まさに完ぺき。

カスタム専門誌がプロデュースしたこのマシンは、各ショップの妙技を集約した極上の1台だといえよう。

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サイドマウントのヘッドライトを少し奥に装着。
ライトステー自体はボトムマウントという、凝った取り回しとなっている。

 

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セパハンはマグラ製。
ポジションは意外とラクなものであり、オーナーの日常使用も考慮に入れられているのがよく分かる。

 

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ビッグシーダー製CBタイプフューエルタンクをベースに、イエローモーターサイクルによって底板を加工。
絶妙なマウント位置に仕立てられている。ペイントはフレークスによるものだ。

 

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キャブレターは初期型純正のVMキャブを装着。
AIキャンセルも導入し、乗り味を大きく変えている。

 

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イエローモーターサイクル製ナッチシートを装着。
シートレール加工も同店によるもの。

 

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エキセル製H型リムは純正よりワンサイズ太いものを選択。タイヤはハイトの高さからダンロップK70を装着している。リムとスポークの組付けは、今は無きモトショップ五郎によるものだ。

 

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Custom Spec
トップブリッジ:デイトナ製ビンテージトップブリッジ/ハンドル/マグラ製セパレートハンドル/マスターシリンダー:グリメカ/スピードメーター:60φミニメーター&モーターロック製クランプメーターステー/Rフェンダー:イージラーダース製汎用サイクルフェンダー/テールランプ:ハーレー用ウインカー流用/バッテリーボックス:モーターロック製69ボックス/マフラー:アクティブ製スーパートラップ S/O(車検対応)/ステップ:オフィシャル製クラシカルバックステップ/ペインター:フレークス(外装)・カドワキコーティング(前後ハブ) etc.

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