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カスタムマシン
2021.04.30

singlebigk/1978 YAMAHA SR500 “最初期78ワインディングモデル”/SR File.153

singlebigk/1978 YAMAHA SR500 “最初期78ワインディングモデル”/SR File.153

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取材協力:シングルビックケイ
写真:井上 演 文:佐賀山敏行

※2016年01月23日の記事を再編集しました。

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最初期SRの風合いを大切に、各部を強化したデモマシン

前回紹介した初期型SR400に続き、今回紹介するのは初期型SR500をベースにした1台。しかも1978年前期製造という、まさに初期中の初期というレアモデルだ。

カスタムのコンセプトは、「78年式の初期スタイルを崩さずに仕上げる」ということ。外装はオリジナルペイントを活かし、それでいてエンジンなどの内部はすべてメンテナンス済み。結果、ノンレスト車両のような見た目となっている。これだけのコダワリがあれば、“フルオリジナル”とすることもできただろうが、よりSRらしさを引き出すためのカスタムが施されている点にも注目。オリジナルパーツはブラックにこだわり、オイルカバーやジェネレーターカバーはフィン付きブラックに換装。マシンの質感を高めている。

また、このマシンはそのペットネームからも分かるとおり、ワインディングでの走りを重視しており、足周りを強化。フロントダブルディスク化やオーリンズ製スプリングを投入したフロントフォーク、アイコン製リアサスペンションなどを装備している。

貴重なモデルだからこそ、「いつでも快適に走れるように維持したい」……そんなオーナーのSRに対する愛が溢れる1台である。

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