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2012年06月05日

M&M’S MOTORCYCLE/1993 SR400 “Rural Racer”/No.011


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取材協力:エムアンドエムズモーターサイクル

アメリカの片田舎を走るサンデーレーサー
そんな匂いを漂わせる軽快なロードスポーツ

 70年代のダートシーンを彷彿とさせるスタイルを得意とするM&M’Sモーターサイクル。しかし、時にはオンロードを強く意識したカスタムマシンを製作することもあり、そうしたマシンもまた、同店がこれまで製作してきたマシンと同様に雰囲気のある佇まいを見せている。

 ここに紹介する1台は、もともと前オーナーがM&M’Sモーターサイクルにカスタム製作を依頼したもので、そのスタイルはトラッカーであった。そこで現オーナーが新たにオーダーし直し、同店がリメイク。今回、『70年代 USサンデーレーサー』をモチーフに生まれ変わったのである。

 同店を代表するカスタムパーツである”70’Sタンク”とワンオフTTシートカウルは、トラッカー時代から装着されていたものをそのまま使用。しかし、バックステップにセンターメーター、そしてタイヤはダンロップTT100GPを履くことで、そのイメージを大きく変えている。
 また、ハンドルはあえてセパハンではなくドラッグバーを装着。無理のないポジションで「日常の足として乗りたい」という現オーナーの要望に応えつつ、さらにセパハンが作り出す攻撃的なイメージをハズすことで、このマシンが纏う独特のユルい雰囲気を演出しているのだ。

 他にもデッドストックのスタビライザーやグリップ、さらにオリジナルバージョンのリアサスペンションなどを採用。ダートの雰囲気を完全に払拭し、軽快なアメリカン・カフェレーサーとしての佇まいを見せている。
 しかし、完成したこのマシンから漂う匂いは、まぎれもなくM&M’Sモーターサイクルのもの……。同店が持つ確固としたセンスが、見事にロードスポーツカスタムに落とし込まれているのがよく分かる。

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スイッチ類は簡略化され、ハンドルはドラッグバーによって、前傾ながらも無理のないポジションを実現。センターメーターがレーシーだ。

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ポッシュ製クラシックスピードメーターをセンターにマウント。メーターパネルはワンオフで、ドリルド加工によってレーシーなイメージを演出。

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M&M’Sのカスタムではすっかりお馴染みの70’sタンクは、現在生産休止中。ブルーとブラックのソリッドカラーがサンデーレーサーを彷彿とさせる。

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TTシートカウルは前オーナーが装着していたものをそのまま使用。トラッカーにもロードレーサーにも似合う逸品である。

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フロントフェンダーは廃されスタビライザーを装着。これはデッドストックアイテムで、同店ではこうしたデッドストックパーツを効果的に組込み、マシンのアクセントとしているのだ。

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ブラックアウトされたスーパートラップ4インチは、シンプルなシルエットで歯切れの良い排気音と高い性能を発揮。飽きの来ないスタイルを作り出している。

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日常的に使用するオーナーに配慮し、キャブレターは純正CVを採用。しかし、K&N製パワーフィルターによって軽快感とレーシーな雰囲気を演出している。

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Custom Spec
フューエルタンク:オリジナル70’sタンク(生産休止中)/シート:ワンオフTTシートカウル/リアサスペンション:プログレッシブ製M&M’Sオリジナルバージョン/エキゾーストシステム:スーパートラップ4インチ/エアクリーナー:K&N製パワーフィルター/スピードメーター:ポッシュ製クラシックメーター/ハンドルバー:ドラッグバー/テールランプ:ルーカスレプリカ/ウインカー:EXミニウインカー/ヘッドライト:4.5インチベーツタイプ/デッドストックスタビライザー/デッドストックグリップ etc.

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